企業はBCP策定を進めている。
今後BCPを意識する企業とそうでない企業の差が広がっていくと思う。
では、人生100年時代と言われる現代を生きる私達個人は何をすべきなのか?
今回はこのテーマで書いていく。
BCPとは
BCPはBusinessContinuityPlanの頭文字。事業継続計画のこと。
BCPとは、自然災害、事故、犯罪、疫病や戦争などにより、人材や設備を消失した場合でも、事業を継続したり、速やかに事業再開できる様に策定される計画のこと。
災害発生時に製造や納品を止めない様、
・立地の異なる工場を2つ以上保有する
・原料調達先を2つ以上確保する
・その原料調達先にも、複数の原料調達先を確保させる
などがBCPの典型例。
日本は、自然災害(地震や台風など)と向き合ってきた歴史があり、2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、BCPへの意識は更に強まった。
企業経営者達は、会社を継続させる為に必死になってBCPを策定している。
企業がBCP策定を急ぐ中、個人は何もしなくて良いのだろうか?
個人こそ備えが必要。
私は、人生100年時代を生きる我々こそ、不測の事態に備えながら日々の生活を送る必要があると考える。
その際に、指標となるのが、BCPならぬLCPだと思う。
LCPはLifeContinuityPlanの頭文字を取ったもので、生活継続計画もしくは人生継続計画のこと。
生活継続計画としても、人生継続計画としてもどちらでも問題無い。
生活継続計画が集まったものが人生継続計画。
LCPを策定する上で、特に重要になるのが、収入源の多角化だと思う。
移住候補地を持っておくことなどもLCP策定では大事になるが、生きて行くためには、まずお金が必要なので、最初に取り組むべきは収入源の多角化だと考える。
収入源が勤める会社からの給与のみというのは非常に危険だ。
会社が倒産したり、何らかの事情で働けなくなったら、給与が無くなってしまう。
もし、収入源の多角化が出来ている場合は、勤めている会社が倒産したり、何らかの事情で働けなくなっても、他から収入が入ってくるので生活継続可能。
複数の収入源を育てて、収入源が多くなればなるほど良い。
では、収入源の多角化として何をすべきか?
収入の多角化
収入源の多角化として、まず取り組むべきは配当を目的とした株式投資が良いのではないかと思う。
配当の最大の長所は、自分が動かなくてもお金が勝手に入ってくるということ。
自分が病気や怪我で働けなくなった場合、給与は入ってこないが、株式投資していれば、配当としてお金が自動的に入ってくる。
自分が動いていないのに、お金が勝手に入って来るというの非常に心強い。
私は、米国株式と日本株式で資産運用しており、まだ年間100万円程の配当収入(税引き後)しかないが、これからも配当収入の拡大に向けて投資を継続していく。
なお、副業も今後解禁されていくはずなので、収入源多角化のオプションになることは間違いない。
私個人としても、会社の制度が変わり、副業が許可されたら是非やろうと思っている。
最後に
人生100年時代に突入した。
これまでお手本とされていた生き方が通じるかは分からない。
おそらく通じないのだと思う。
そんな中、自分なりのLCPを策定し、指標とすることが重要になるのではないだろうか。
LCPを基に行動し、間違っていたら、軌道修正する。この繰り返しだ。
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