民間企業への就職を検討中の女子学生が知っておくべきこと

仕事
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最近、母校の学生からのOB訪問依頼の電話が増えている。

新卒採用活動に関わっていないし、自分が就活していた時からは活動時期やルールが変わり過ぎていて現在の就活詳細を全く把握していないがOB訪問の電話がかかってくるということは就活が本格化する時期に突入したということなのだろう。

私は男性で総合職として働いているが、OB訪問依頼の電話をかけてくる学生の中には女子学生もいる。

女子学生が私へOB訪問する動機として、
・私が在籍している企業に興味を持っている
・とりあえず社会人に会ってみようと思った
など様々だが、一般職と総合職で迷っており、一般職と総合職両方の社員に会って話を聞いているという学生もちらほらいる。

現役のサラリーマンとしての私個人の意見は、考えるまでも無く総合職一択だし、これから就活する学生は一般職での就職という選択肢を頭から外すべきだ。

現場で何が起きているか分かる術が無いし、これまで先輩が一般職で就職しているのを見てきたから一般職での就職を考えてしまう。これは仕方ないことだ。

しかし、現場ではもう大きな変化が起きている。

OB訪問を受ける中で、女子学生がこの事実を知らないまま就活をしていることを心配するようになった。

最初はOB訪問で会えた母校の後輩を救えたら良いぐらいの気持ちでいたが、知らぬふりをして他の学生を見捨てることはできない。

新卒就活という人生のターニングポイントになり得るぐらい重要なイベントの1つで学生が誤った選択をしないように、1人でも救いたいという気持ちでこの記事を書くことにした。

この記事を読んでいるのは、進路として何となく民間企業への就職を検討している女子学生だと思う。

TwitterなどSNSと連動させておらずひっそりと更新しているこのブログを見つけられたのは非常に幸運だ。

これから書いていく内容は、両親、先輩や友人、そして大学の進路相談センターなども教えてくれないが非常に重要な内容。

現役のサラリーマンが民間企業の現場で起きていることを基に書いたものであり、「新卒」という日本での就職における最強のカードを切れる時に知らなかったでは済まされないことなので最後まで目を通してほしいと思う。

両親、先輩や友人は本人の意思を尊重し、大学の進路相談センターなどは内定取得率を優先して言わないだけだ。

もしかしたら進路が決まっている女子学生も読んでいるかもしれないので、念のため、本題に入る前に一言。

明確な進路が決まっている女子学生は、やりたいことや夢を実現するために歩みを進めてほしい。

自分が選んだ進路であれば辛いことがあっても乗り切れるはずだ。

やりたいことや夢が無いまま惰性でサラリーマンを続けている私からすると、やりたいことや夢が決まっているという状態は素直に羨ましいし応援したい。頑張れ。

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女子学生が新卒で就職するなら大企業の総合職一択

本題に戻る。新卒で民間企業へ就活するなら選択肢は大企業の総合職一択だ。

その理由は、
・”言われたことだけをやれば良い”(=一般職の現在の仕事)は消滅
・民間企業では”女性”に追い風が吹いている
・現在、大企業への就職は超イージーモード
というものだ。

これから1つ1つ説明していく。

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”言われたことだけをやれば良い”(=一般職の現在の仕事)は消滅

現在、一般職が担っている”言われたことだけをやれば良い”という仕事は消滅する。

正確に言うと、人間が担うことは無くなる。

”言われたことだけをやれば良い”というのは機械が得意とする分野だ。

人間よりも早く正確にこなす。

営業支援ツールの登場・改良により、既に一部は人間の手を離れた。

この流れは加速するだろう。

人間の手に残ったとしてもそこに価値は認められない。

価値が認められないということはそれに支払われる対価は雀の涙ほどになるだろう。

既に一般職の余剰感は出ており、今後、企業はコストしか発生させない一般職対策を始めるだろう。

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民間企業では”女性”に追い風が吹いている

女性活躍社会やなでしこ銘柄。

”女性”が活躍できる環境を整備することが企業に求められている。

企業も社会の要請に応える形で”女性”の活用を進めている。

しかし、企業の言う”女性”というのは総合職の女性のこと。一般職は対象外だ。

企業は女性役員や管理職を一定数確保するために内部育成・外部登用を進めている。

内部育成に関しては、女性役員や管理職数の目標数値を達成するために昇格者を決める際、男性社員よりも女性社員を優遇するケースが増えている。

総合職として入社すれば高給や高待遇が期待できる。

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現在、大企業への就職は超イージーモード

やりたいことや夢が無いまま働く人にとっての労働の唯一のモチベーションは給与や待遇。

給与や待遇は大企業の方が良い。

女性が働き易い環境整備が進んでいるのも大企業だ。

ここ数年は大企業への新卒就職のハードルは大きく下がっている。

この機会を逃す手はない。

大企業に女性総合職として入社して多くのメリットを享受しよう。

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総合職として入社して大丈夫か

総合職として入社して大丈夫だろうかと心配になるかもしれない。

全く心配はいらない。

企業も新卒で採用した女性総合職全員が活躍するとは思っていない。

総合職として入社したが、職場になじめなかった・取引先から失格の烙印を押された・業務についていけなかった・・・・という女性は仕事も無くプレッシャーもかからない部署や機関に異動させてもらえるから大丈夫。

企業にとって大事なのは、女性が働き易いというイメージを醸成・定着させて、有能な女性人材を採用し易くすることだ。

女性総合職の勤続年数の長さは1つのアピールポイントとなるため、活躍できない女性社員にも辞められては困る。

そこでプレッシャーがかからない部署や機関に異動させて、在籍し続けてもらうことになる。

異動させられた女性も給与も待遇も変わらないままプレッシャーの無い異動先で過ごせるので辞めることは無い。

私が在籍している会社にもこういう例は多くあるし今後も増えるだろう。

企業はあの手この手で女性総合職の勤続年数を伸ばそうとしているので仕事が好きになれなくても全く問題無い。

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最後に

ここまで書いてきたことは知らなかったでは済まされないことだ。

先を読む力を持っている・現場感覚を持っている経営者は、一般職を抱えておくことの危険性に気付き、一般職の採用を停止し始めている。

そして、在籍中の一般職の待遇変更にも着手するだろう。

感覚がずれてしまっているセンスの無い経営者も周りが動けば問題に気付くだろう。

間違いなく数年以内に一般職の待遇が急激に悪化し始める。

その時に今から備えておくべきだ。

「新卒」という最強のカードを切れる時に総合職として大企業に入社しておくのが良い。

この記事が1人でも多くの学生の正しい判断の役に立てば幸いだ。

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