【実録】コンサルティングファームに仕事を頼んで分かったこと

仕事
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会社のデスクを整理しようと資料を断捨離していたら、昔の面白い資料を見つけた。

私が新卒4年目になったばかりの時の資料だから5年ほど前の資料になる。

その資料は両面印刷で5枚。

所々に青ペンでバツマークが付けられている。

そして、総括ページには、大きくバツマークが付けられていると同時に別のシナリオが書き足されていた。

添削者は新卒4年目になりたての私で、資料作成者は某有名コンサルティングファーム。

5年という年月が経ち、そのコンサルタントと私の見立ての精度を比べられる状態になっていた。

結果は、当時新卒4年目になりたての私の圧勝。

細かい数値などはドンピシャではなかったが、新卒4年目の私は、ある業界での大きなトレンドに関してはほぼ正確に言い当てていた。

入社4年目の私が優れた洞察力を発揮できた理由。

そして、誰もが知っていると思われる有名コンサルティングファーム所属のコンサルタントが、誰の役にも立たないゴミのような資料を作ってしまった理由。

資料を作ったのが、質の低い無能なコンサルタントだったから?

資料を作成したのは総合コンサルティングファームだったので、戦略コンサルと比べてコンサルタントのレベルが低かった?

何が正しいかは断言できない。

しかし、1つ確実なことは、私とそのコンサルタントの間で、使える情報の質と量両面で圧倒的な差があった、ということだ。

今回は、コンサルティングファームに仕事を頼んで分かったこと・感じたことについて書いていく。

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コンサルティングファームの強みは情報収集力と体系化


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コンサルタント。

医者や弁護士ほどではないにしろ、職業名で一目置かれる存在ではないだろうか。

コンサルタントと聞くと「仕事できそう」などプラスの印象を抱く人は多いと思う。

他の民間企業と同様、質の高いコンサルタントがいる一方で、低いコンサルタントもいるのだが、コンサルティングファームと聞くと優秀な社員の集まりという印象を抱きがちだ。

コンサルタントが有能かどうかは別として、今後ますますコンサルタントの需要は増加の一途だと思う。

そう考えるのは、現代は情報が溢れているからだ。


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情報過多の状況に置かれた個人が、有効な情報とそうでないものを区別するのは難しい。

情報量が多過ぎて思考停止する個人が増えている。


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情報過多の状況に置かれて戸惑っているのは、個人だけでなく、企業も同様だ。

そんな時に情報を整理して、必要なものだけを体系化した上で提示してくれる存在がいれば心強い。

そんな存在がコンサルタントだ。


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情報を使いこなせるかどうかが企業の競争力を左右する。

コンサルタントに頼めば、世の中にある膨大な情報にアクセスすることが可能になる。

情報過多の時代にコンサルティングファームの需要は増加の一途だと思う。

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情報が正確かどうかにかかっている


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コンサルティングファームは全業界にサービス提供可能。

しかし、各業界で実際に事業を展開しているわけではないので自分達が情報発信源になることは無い。

顧客の悩みを解決するために、世の中にある情報から有効と思われるものを選出し体系化することからコンサルタントの仕事は始まる。


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コンサルタントは、情報発信源になることは無く、世の中にある情報を使うことで成立する職業。

要は、コンサルタントの仕事の出来は情報の有効性に依存しているということ。

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某有名コンサルティングファームのコンサルタントよりも新卒入社4年目の私の方が優れていた理由


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有名コンサルティングファームのコンサルタントが、新卒入社4年目になりたての私の足元にも及ばなかった理由の1つは、扱える情報の質に圧倒的に差があったからだ。

彼が作成した資料の根幹を成す情報の発信源は私だった。

企業は、様々な情報を外部に開示・提供する。

企業が外部に開示・提供する情報は2タイプある。

1つ目のタイプは、会計情報のように企業活動の実態を偽りなく開示しなければならないもの。

2つ目のタイプは、様々な機関や団体からの依頼に応じるかどうかを企業側で判断した上で提供するもの。

1つ目のタイプは説明不要。

中には東芝など意図的に情報を粉飾する企業もあるが、基本的に企業が開示する情報を信じれば良い。

2つ目のタイプは参照時に注意が必要だ。

外部機関や団体に情報を提供するにあたり、企業は戦略的に情報を加工することがあるし、
企業から外部団体や機関に提供された情報は、加工されて全く異なる形で使用されることもあるからだ。

今回のケースで、コンサルタントが参照したのは、私が提供した情報を基に外部団体が作成した資料。

2つ目のタイプだから参照時に注意が必要だった。

私が外部団体に情報を提供する時、会社として開示できない企業秘密もあったので、情報量を制限した状態で提出した。

さらに、外部団体が資料を作成する際に、他の企業からの情報も参照したことで原型をとどめない形になっていた。

今回のケースで資料を作成したコンサルタントは、参照する情報を間違えて、完全にミスリードされてしまったことで、資料作成開始前に既に負けが確定していたわけだ。

業界に大きな影響力を持つ企業が保有している情報に直接アクセスすることはできないにしろ、情報発信源にインタビューできていれば結果は大きく変わっていただろう。

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最後に

今回はコンサルティングファームに仕事を頼んで分かったこと・感じたことについて書いてみた。

コンサルタントが作った資料の精度が分かって良かった

コンサルティングファームに頼っても必ずしも良い結果になるとは限らないことが分かった。

あらためて資料を見返して、あまりにも使えない資料だったので少し驚いたと同時に、コンサルタントも完璧人間ではないことが分かって安心した。

もしかしたら、コンサルタント需要の増加に対応するために、コンサルタントを突貫工事で増やしたことで質の低い無能なコンサルタントが増えているのかもしれない。

今後もコンサルティングファームに依頼することがあるかもしれない。

その際は、職業名だけで過大評価するのではなく、出来るコンサルタントなのかどうかを見定めたいと思う。

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