資産形成は貯金から始まる

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30代後半で準富裕層に到達することが出来ました。

今後は焦ること無く、着実に富裕層を目指したいと思います。

(富裕層や準富裕層についての説明は、こちらの記事をご参照お願いします。)

新卒で会社員になった時、ほとんど資産を持たない状態でしたので、準富裕層到達までの軌跡を振り返ると感慨深いものがあります。

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会社員の資産形成は「千里の道も一歩から」

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2025年4月30日時点の保有金融資産総額は約9,800万円。

ほとんど金融資産を持たない状態から15年弱で、ここまで金融資産を増やすことが出来ました。

これは、精神的負荷と肉体的負荷を耐え忍びながら、会社員として地道に働き、原資を確保し、愚直に金融資産を増やして来た成果です。

会社員の金融資産形成は「千里の道も一歩から」です。

「①賃金労働 ⇒ ②賃金の一部を貯金」が会社員の一歩です。

一歩、一歩と歩を進めることで、株式投資のための原資が貯まっていきます。

貯金出来ずに足踏みの状態が続いていた私が、金融資産形成に向けて歩き始められるようになった方法を書いていきます。

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「収入>支出」が貯金の大前提

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お金を貯めるためには、「収入を増やす」か「支出を減らす」のどちらか、もしくはその両方を行い、「収入>支出」を達成する必要があります。

「収入=支出」では駄目です。

「収入<支出」は論外です。

必ず「収入>支出」でなければなりません。

これが貯金の大前提です。

「収入>支出」を達成し、常に維持することが出来ればお金は貯まります。

ここまで書いてきたことは当たり前のことですが、いざ実践となると難しく、何から手を付けて良いか分からないという人も多いのではないかと思います。

私の周りにも、「お金が貯まらない・・・」や「キャッシングに頼っている・・・」という人がいます。

かく言う私も、「収入>支出」未達成で貯金が出来ない状況が続き、その状況を抜け出す為に試行錯誤しました。

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「毎月の収入と支出を認識」することから貯金が始まる

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私の実体験を基に、まず取り組むべきこととしておすすめするのは、「毎月の収入と支出の認識」です。

これは「毎月どれだけのお金が入って来るか?」と「毎月どれだけのお金が出て行くか?」を認識するという非常に単純な作業ですが、この単純作業は非常に重要であり、ここから貯金が始まります。

なぜなら、「毎月の収入と支出の認識」により、「貯金成功の分かれ目」を意識するようになることで、貯金に向けて思考を巡らせるようになり、具体的な行動に繋がるからです。

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「収入」の認識

まずは、「収入」の認識です。

「収入」は「貯金成功の分かれ目」になるので、「収入」認識において楽観的にならないことが大事です。

私が貯金を決意した当時、過去2年分の手取りを確認し、一番低い金額を、自分の「収入」として認識しました。

残業代や日当などの変動要因により、毎月の手取りにばらつきがありましたが、一番低い金額を自分の「収入」として認識し、厳しい「貯金成功の分かれ目」を設定しました。

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「支出」の認識

次は、「支出」の認識です。

全ての「支出」を把握出来るのが理想ですが、難しい場合は、無理する必要ありません。

その代わり、自分の「支出」を正しく認識することを意識して下さい。

自分の「支出」の大きさを見誤らないということです。

私が、自分の「支出」を正しく認識できるようになるまでの活動記録を書きたいと思います。

 

【活動1か月目】

下記(1)~(3)は月初に実施、下記(4)と(5)は毎日実施。

(1).先月の家賃、携帯電話代、電気代、ガス代、水道代、保険料を書き出す

・これらは正確な金額が把握可能な支出項目なので、面倒がらずに書き出す

(2).先月の食費、飲み物代、交際費とその他を書き出す

・支出項目毎に総額で記載(例:食費60,000円、交際費20,000円など)

・具体的な金額が分からない場合は、仮置きで適当な金額を記載

・飲食費と一括りにするのではなく、飲み物代と食費に分けて書き出すのが重要

(3).上記(1)と(2)で書き出した金額を合算して支出合計を算出し、収支(「収入」との差)を確認

(4).自分の支出傾向を意識する

・細かい記録は不要

・利用頻度の高いお店、支払方法(現金払いの有無)や勤務中の出費など支出を意識するだけ

(5).不必要な支出が無いか(お金がかからない方法で代替可能か)考えてみる

 

【活動2、3か月目】

上記(1)~(5)を実施

 

実施内容は、1か月目と同じですが、(2)の精度が上がっている(=自分が日常的に消費している商品

や利用しているサービスの価格が頭に入り始めている)ことで、(3)の精度も上がっていると思いま

す。

ここまで来ると、安定的に貯金可能な状態はもう目の前です。

 

【活動4~6か月目】

(6).上記(1)~(5)に加えて、月初に活動月の貯金の目標額を設定

「支出」認識の精度が更に上がっている為、現実的な貯金の目標額を設定できると思います。

・「収入」が25万円、「支出」は20万円未満に抑えられるだろうから、5万円は貯金可能

・ここ数か月、「支出」と「収入」はほぼ同額だったから、なんとか1万円は貯金したい

など。

(7).翌月初に結果確認

結果の背景にあるもの(目標達成と失敗の理由)を理解することが大事です。

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貯金に向けた努力の成果確認

ここまで書いてきた内容を、会社員の方が実行しても、まだ貯金に至らないということもあると思います。

ただ、貯金はもう目の前ですので、心配不要です。

ここからは、貯金の可能性を高める方法について書いていきます。

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「支出を減らす」方が圧倒的に簡単

繰り返しになりますが、お金を貯める為には、「収入を増やす」か「支出を減らす」かのどちらか、もしくはその両方を行い、「収入>支出」を達成する必要があります。

 

では、「収入を増やす」か「支出を減らす」かのどちらから取り組むのが良いでしょうか。

私は、「支出を減らす」から重点的に取り組んだ方が良いと思います。

「支出を減らす」方が、「収入を増やす」よりも容易と考えるからです。

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たしかに、直近10年、完全な売り手市場で労働者有利な環境が続いており、「収入を増やす」ことの難易度が大きく下がっております。

私のような中年の低能労働者にも、転職による労働条件改善の機会が与えられています。

新卒就活であれば、どんな学生にも好条件の就職機会が与えられています。

10年前に就活していたら、企業から相手にされていなかった学生すら引っ張りだこになっています。

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しかし、それでも「支出を減らす」ことの難易度が、「収入を増やす」ことの難易度よりも低いことに変わりありません。

「収入を増やす」ことは、自分の努力や工夫以外の要素からも影響を受けますが、「支出を減らす」ことは、自分の努力や工夫と直結しているからです。

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支出の可視化

それでは、「支出」を減らすための具体的な作業を進めて行きましょう。

既に「支出の認識」を行っているので、「支出を減らす」ための事前準備は終わっております。

「支出の認識」を更に一歩進めて、「支出の可視化」を行いましょう。

認識済みの「支出」を、固定費と変動費に分類し、削減可能な費用を確認するだけです。

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上の図を参照して説明しますと、「固定費合計で毎月15万円が発生するので、毎月3万円貯金しようとすれば、変動費は合計7万円までに抑える必要あり」という風に自分の状況を説明出来れば、「支出の可視化」完了です。

「支出の可視化」完了後は、即効性が高い、変動費削減を進めて行きます。

これにより、貯金出来ていない方は貯金が可能な状態に、既に貯金出来ている方は貯金額を拡大可能な状態に近付きます。

 

変動費削減を進める場合は、飲み物やお菓子から手を打っていくのが実体験からおすすめです。

私の場合、コーヒーやお茶の費用が無視出来ない金額になっていることが分かり、手を打ちました。

勤務中は、一日で3~4杯コーヒーを飲むので、月間で最低12,000円(営業日を20日間として、150円/缶×4缶/日×20日)はコーヒーに使っていることが分かりました。

私はコーヒーの味にこだわりがあるわけではなく、気分転換のために飲んでいるだけなので、スティックタイプのコーヒー(ネスレ日本さんの「ネスカフェ エクセラ ブラック 30P」など)に切り替えました。

これによって、月間のコーヒー代が、2,100円(営業日を20日間として、35円/杯×3杯/日×20日)となり、月間で約10,000円を削減できました。

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最後に

今回の記事では、貯金について記載しました。

貯金に関して、色々と書きましたが、極端にやる必要はありません。

無理をして三日坊主で終わっては意味が無く、継続が何よりも大事なので、「収入>支出」を意識して、出来ることから1つ1つやって行きましょう。

私の場合は、「支出を減らす」習慣が身についたので、今後は、収入を増やすための努力や工夫に時間を割き、いずれは「月給」、「配当」そして「+α」の大きさを均等に出来ればと考えています。

準富裕層への到達は経過地点で、再度、富裕層へ到達できるように、これからも1つ1つやるべきことを着実にこなしていこうと思います。

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